倒れない家で物は少なく!
平成22年1月24日
綾瀬市防災講演会
平成22年1月24日綾瀬市文化会館小ホールにおいて「災害を生き抜くためのヒントを得よう!」のテーマで災害ボランティアティア推進委員会のセイフティリーダーである国崎信江氏を迎え防災講演会が行われました。参加された自治会や消防関係者約300名は真剣に講演を聞き入っておりました。
最初に災害への対応力を考えて見るとして、綾瀬を取り巻く地震動は何があるか。西には東海沖地震、東には三浦半島沖合いに南関東地震、国府津と松田を結ぶ活断層が、東京湾を震源とする直下型地震も予測されている。状況によっては綾瀬でも震度6の地震が起こってもおかしくない。いつ襲われるかは誰も予測出来ません。
地震に見舞われたら何も出来ません。せめて、出来ることとしたら、自分の身を守ることぐらいです。場合によってはそれもおぼつかないかも?
いつ、襲われるか分からない地震によって、避難所生活を余儀なくされたら、その生活は全てが「待たされる」ことになります。トイレをはじめとして、風呂も、食料の配給も。これにより、避難生活者の多くが我慢させられることになります。多くの方がトイレの回数を減らすため、水を控えるなどの自衛策を取ります。その結果、数日後には脱水症状に陥ることも。場合によっては肺炎やエコノミック症候群などを引き起こしかねません。最悪の場合は死に至ることもあります。
このような状況にならないためには事前に対策を講じることが大切なのです。
我が家は地震に強いですか。
家具は固定しておりますか。
冷蔵庫は、食器棚は、テレビは。
自分の体重の4倍以上の重量で押しつぶされたら命の保障はありません。地震で倒れない家、家具は固定する。生活用品は必要最小限とする。このような我が家を築くことが最も重要な「地震対策」なのです。
大地震で生き抜くヒント
@ 無駄なものは買わない「シンプルな生活」
A 自分の命を大切にする心を育む
B 日々の減量が災害時の防災ごみを減らす
日常の行動に防災がある
主婦から見た「我が家の防災対策の大切さ」を訴えた分かりやすい、防災講演会でした。
災害に強い我が家を造るのは「あなた」ですよ。
2010/01/24 リポート 大和田