防 災
皆の合い言葉「地域は地域で守る」

命を守ること忘れないで!
調査  平成16年11月7日
小園自治会1237区地域防災訓練時に緊急アンケート

 小園自治会1237区地域防災訓練時のアンケートによると新潟県中越地震から2週間を過ぎた時点では、食料や飲料水が最も重要で、簡易トイレ、家族間の安否確認に順でした。調査対象者の多くが高齢者で年齢層に偏りがあった。また、中越地震を伝えるマスメディアの報道内容は地震発生時の被害が未然に防止されたため、避難所の様子を伝える映像などが中心となった。その映像が心理的作用を起こさせたことも影響していると思われる。
 
最も重要なことは被害を最小減にすることでは!
そのためには災害発生時に対する対策を万全にすることです。
☆防災対策の基本

《最も重要なことは》
自分の命を守る
家族の命を守る
地域を守る
《我が家と地区での対策の基本》
・地震に耐えられる建物にする
・家具の転倒防止をはかる
・助けてくれる近所付き合いを築く
 阪神・淡路大震災と中越地震の大きな違いは死者数、建物被害件数に格段の差があります。これは中越地域が雪の重みに耐える強い建物が多く、住宅地の密集度合いも低く、「山古志村」ではとなりの人を名字で呼ばす、名前や愛称で呼び合うなど、親密な近所のき合いが行われている。防災対策の基盤である「建物の耐震対策」「地域コミュニティ」がしっかりしていたためではないでしょうか。
阪神・淡路大震災と新潟県中越地震の被害状況
項    目 被害数
死者 中越地震 41人
阪神淡路大震災 6,401人
建物被害 中越地震 5,416棟
阪神淡路大震災 240,932棟
避難者 中越地震 103,178人
阪神淡路大震災 316,398人
中越地震では阪神淡路大震災に対して
 死者は150分の1
 建物被害は24分の1
 避難者数は3分の1

地域防災アンケート結果
 
1237区地域防災訓練(H16.11.7)のときに
 「今回の新潟県中越地震から何が最も重要だと思いましたか?」について2つ選出して頂きました。
項   目 1番 2番 順位
@.食料や飲料水 49 5 54 35% 1
A.消火器や防災グッツ 2 1 3 2% 9
B.下着や生理用品 3 3 6 4% 7
C.簡易トイレ 11 20 31 20% 2
D.家建物や家具の耐震対策 3 6 9 6% 6
E.防災情報 4 9 13 8% 4
F.家族間の安否確認 3 17 20 13% 3
G.日頃の近所付き合い 2 11 13 8% 4
H.自治会の防災対策 0 1 1 1% 10
I.防寒・暑さ対策 0 4 4 3% 8
J.その他 0 0 0 0%
  計 77 77 154


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