1月12日(日)、雨の予報だったが青空ものぞく天気の中、令和2年綾瀬市消防出初式が綾瀬市オーエンス文化会館第1駐車場で開催されました。
午前9時30、花火の合図と共に開会のことば、式典の部は式辞、各種表彰、来賓祝辞などで第一部が終了し、 演技の部では消防団員などの各種演技は日頃の訓練のたまもので一挙手一投足に躍動感が有りました。
開催に当たって古塩市長から次の内容の式辞がありました。
平成から令和に年号が変わり綾瀬市消防は市民の皆様をはじめ多くの諸先輩方と関係各位のご尽力により地域社会に密着し着実に発展してまいりました。
令和元年を振り返りますと昨年9月にラグビーワールドカップが日本で開催され、ラグビー日本代表はリーグ戦を4戦全勝で初のベスト8になり、ラグビー日本代表のスローガンがONE TEAM≠ェ流行語大賞に選ばれました。
災害状況に目を向けますと京都アニメ制作会社の事件、また台風15号、16号が関東地方を襲い甚大な被害をもたらしました。沖縄では世界文化遺産‘首里城‘火災があり自然災害や火災の脅威を感じさせる年でありました。
本市では甚大な被害は無かったものの市民の生命、財産を守る使命の重さを感じさせられる年でした。また建設中の新消防庁舎は本年3月に運用開始となります。災害対策拠点としての拡充を図ってまいります。
災害は何時、何処でどのように発生するのか予測する事は困難でありますが市民の生命、財産を守り被害を最小限に食い止めるため自助∞共助∞公助≠ェ一体となって地域の防災力を向上させる事が大切です。過去の災害を教訓として様々な視点から防災対策を見直し有事の際にいち早く行動し被害を最小限にとどめるよう最善を尽くしていきたいと考えております。
昨年の災害発生状況は火災が24件で4件減少しました。今年も1件でも減少するように予防啓発活動を進めてまいります。救急搬送は4332件で昨年より100件増加し過去最高となりました。このような事態に対応するため海老名市、座間市、綾瀬市の3市において救急業務相互応援協定を締結してから5年が経過いたしました。その結果、救急車到着時間が全国平均より1分以上短縮された。また令和3年夏に開通予定のスマートインターチェンジを一日でも早く開通させインターを最大限に生かしたまちづくり≠推進してまいります。
表彰の部では、綾瀬市消防団長表彰を早園分団の伊澤将則さん、塚原吉隆さん、古矢茂樹さん、内田太一さん、樋口泰斗さんが、優良消防団員表彰を内藤真宏さん、中山智貴さん、樋口泰斗さんが受賞されました。神奈川県消防協会高座支部長表彰では、功績表彰を塚原吉隆さんが受賞されました。
演技の部では防火思想の普及啓発や防火意識の向上を目的として結成され、現在154人在籍している婦人防火クラブ≠ノよる消防音頭が披露されました。続いて、消防団小型ポンプ操法では、昨年の操法大会で最優秀賞に輝いた早園分団が5人1組でポンプ車から消防ホースを延長し、接続・放水する操法では、迅速な行動、正確性、規律の正しさ、チームワーク良さを披露しておりました。
また合同演技では、綾瀬消防署及び海上自衛隊厚木航空基地隊地上救難班、米海軍日本管区司令部消防隊の合同演技が行われ、普段見ることのない消防車両に、子ども達の目は輝いておりました。
最後は、毎年恒例の 消防団一斉放水で、一斉放水が始まると皆くぎづけになって見入っていました。また真上への放水では消防団員に水がもろにかかっており寒いだろうな≠ネどの声が聞こえてきました。
小園自治会は毎月第1日曜日を「黄色いハンカチを掲載する活動」を展開しております。また、綾瀬市は毎月13日を「市 民防火の日」と定め、火災予防の普及、啓発を行っております。
地域が連携して輝かしい令和2年にしましょう
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