雨上がりでちょっと肌寒かった小園地蔵堂の「花まつり」でしたが、多くの方が参拝に訪れておりました。
小園はやし保存会の太鼓の音が響き渡る中、地域の方々に守り続けられている「花まつり」には地元をはじめ、座間市や相模原市、太極拳グループなど131名が参拝されました。 毎年4月8日に開催される「花まつり」はお釈迦様の誕生仏に甘茶をかけて、誕生をお祝いする行事です。 午後になると小園史跡巡りツワー「小園地蔵堂花まつりと崋山・お銀さまを訪ねて」(主催:綾瀬市史跡ガイドボランティアの会)の皆さんが参拝に来られ、小園地蔵堂の経歴や本尊、子釈迦様、まわり地蔵等の由来に耳を傾けておりました。参拝者からは「優しい顔(仏像等)をしていますね。小園の歴史を感じる。これからも大切に守ってあげましょう。」などの声が聞こえてきました。 小園地蔵堂保存会代表の斉藤さんは「本日、皆さんに飲んでいただいている甘茶はアマチャヅルの葉を蒸してもみ、乾燥したものを煎じた自然の飲み物(岩手県産)で、飲み終えた後の甘みがとても強いです。参加者が昨年より増えており、少しでも参拝者の皆様に地蔵堂の事が正しくお伝えしたいので、パンフレットをお配りし、説明をしています。本尊をはじめ安置している厨子等が老朽化しています。特に厨子は、前に傾きつつあり、早期の修理が望まれますが資金が足りません。地域の皆さんの協力を得て修理し、大切な文化遺産を次の世代に引き継ぎたい。」と語っておりました。 |
小園地蔵堂とは
親睦と交流を深め、大切な文化遺産を守っていきましょう! |