地域の話題
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地域密着で安心安全を
新春出初式
平成27年1月11日


 1月11日(日)、冬晴れの暖かな日差しの中、平成27年綾瀬市消防出初式が綾瀬市文化会館第1駐車場で開催されました。

 午前9時30花火の合図と共に開会のことば、市長の式辞、各種表彰、来賓挨拶と続き、第一部が終了した。第二部は古式消防演技、婦人防火クラブの消防音頭、昨年度最優秀賞に輝いた綾西分団による操法演技、自衛消防隊の演技、消防署及び海上自衛隊厚木航空隊救難班、米軍厚木航空消防隊の合同演技が行われ、最後に一斉放水が行われました。消防署員の規律正しい姿勢やキビキビとした行動により新年がスタート致しました。

 開催に当たって笠間市長は次の内容の式辞がありました。
綾瀬市では多様化・複雑化する各種災害等から市民の安全・安心を守るため地域に密着した活動を続けております。昨年は広島県の大規模な土砂災害や御嶽山の噴火、台風18号19号に床上浸水等が発生いたしました。これを教訓として情報収集体制の確立に取り組むことといたしました。
2014年の火災件数は前年28件に対して20件と減少いたしました。救急車の出動も3578件ありますが半数は軽傷の方からでした。
 今後も快適な都市生活を確保するため新しい技術の導入や取り組み手法の改善を図っております。しかし、災害を未然に防ぐためには、一人ひとりの取り組みがもっとも重要です。地域と密着して災害のない綾瀬を築きましょう。

 表彰の部では、綾瀬市消防団長表彰を早園分団の古矢茂樹さん、塚原吉隆さん、内田太一さん、青木茂春さん、佐藤雅彦さん、大久保隆さんが受賞されました。神奈川県消防協会高座支部長表彰では、功績表彰を岩根由実さんが受賞されました。

 第二部の《演技》の部では消防署員の方による古式消防演技や、婦人防火クラブによる消防音頭、昨年の操法大会で優勝した綾西分団のポンプ車操法などが行われました。
また合同演技では、綾瀬市消防本部の消防車だけでなく海上自衛隊厚木航空基地や米海軍厚木航空施設からも消防車が応援に駆けつけており、普段見ることのないアメリカ軍の消防車には、見学者が釘付けでした。
今回演目を披露してもらった団体をはじめ、とてもたくさんの人が日ごろから市民の防災に携わっていただいていることを感じました。
最後は、毎年恒例の消防団一斉放水で幕を閉じました。勢いよく放水されたホースの水が、冬晴れの青空に輝いていました。

 古式消防演技では荷車に搭載した手漕ぎポンプによる放水するなど昭和初期の消防活動を再現しておりました。手漕ぎは四人一組で、3・4分で息が上がり、次の組へ交代しておりました。放水能力10メートルほどで今とは雲梯の差だと感じさせられました。

 綾瀬市は毎月13日を「市民防火の日」と定め、火災予防の普及、啓発を行っております。
  「災害のない安全で安心して暮らせるまちづくり」を目指しましょう。
2015/01/11リポート 伊藤、大和田


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