地域の話題
小園地域の話題やこぼれ話を
お知らせするコーナーです。

備えに気付いたら直ぐスタート
新春出初式
平成24年1月8日


 肌寒い冬空の1月8日(日)、平成24年綾瀬市消防 《出初式》が、綾瀬市文化会館第一駐車場にて開催されました。式の初めは曇り空でしたが、式が進むにつれて穏やかな冬晴れとなり日差しが眩しくなりました

 第一部の《式典》では、消防署員・各地区分団員・婦人防火クラブの方々の入場に始まり、市長の式辞・各種表彰・来賓挨拶と続きました。

 

 市長の式辞では、「昨年3月の東日本大震災で被災された方々にお悔やみを申し上げます。綾瀬市では、延べ36名が宮城県へ派遣され救急活動に尽力されましたことをご報告いたします。また、防災関係では23年度の火災件数が昨年の27件から22件に減少しました。これは昨年6月から義務化された住宅用火災報知器の設置が功を奏しているためと3月の未曾有の大震災が防災への心構えを変えたためでしょう。しかし、救急車の出動回数は、過去最高の3387回となっており半数以上が軽傷での出動であることが報告されています。火の元への注意力は高まっていることは大変うれしいことで、近年における消防力の発展・向上は素晴らしいものがあり 今後もさらに強化・充実をはかっていくつもりですが、いつ起こるかわからない災害などには、常日ごろの一人ひとりの防災への取り組み方が一番重要になります。」と挨拶されました。


 表彰の部では、綾瀬市長表彰、功績表彰(個人)では、早園分団部長の笠間功治さん、団員の笠間 昇さんが受賞されました。また、神奈川県消防協会高座支部長表彰では、優良分団表彰で早園分団が、功績表彰で早園分団の副分団長の古矢 正幸さんが受賞されました。おめでとうございます。

 第二部の《演技》の部では、幼年消防クラブの園児による鼓笛演奏、婦人防火クラブの方々による消防音頭が披露されました。
綾瀬市消防署による演技では、マンションやスーパーなどの中高層ビルでの逃げ遅れを想定して中高層工場火災での救出活動が演じられました。

 出初式の最後には、恒例の消防団の一斉放水が行われました。テキパキとした動作で観客席を魅了していました。でも、放水作業は訓練時のみでしか見たくないと思いました。防災を考えたとき今できることは何か。ひとりでできること・地域でできることなどたくさんあると思います。一年の計は〜です。
 備えは気が付いたときにスタートさせましょう。

 綾瀬市は毎月13日を「市民防火の日」と定め、火災予防の普及、啓発を行っております。
  「災害のない安全で安心して暮らせるまちづくり」を目指しましょう。

2012/01/08リポート 川居、大和田


まちの課題である「地域防災」と「ごみ」「防犯地域福祉についてのご意見をお待ちしております。


HOME