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小園地域の話題やこぼれ話を お知らせするコーナーです。 |
だんごを食べて今年も健康に!
平成19年どんど焼き
平成19年1月14日
小園地区新年恒例の【だんご焼き】が天候に恵まれた新春の1月14日に子の社境内において行われました。14日が日曜日とあって例年になく地域の方々の参加が多く、特におじいちゃん・おばあちゃんと一緒に子ども達がたくさん集まってきました。子ども達は、“何を燃やしているのか・どうしてだんごを焼いているのか”とどんどん質問していました。世話人の方々から“古いお札やお飾りを燃やしてその炎で【だんご】を焼いて食べると一年間病気をしないんだよ(無病息災)”と言われて“本当?”と聞き返していました。日本昔のような気がしたのかもしれません。
次から次へと地域の方が長い枝の先にだんごを付けて集まってきました。そこでだんごを火に翳して焼いている方々からお話を聞いてみました。
* 枝は三叉になっているものを使って枝の先3箇所にだんごを付けて焼きます
* 焼いたおだんごは持ち帰って家族で分けていただきます
* 書初めなどで書き損じた半紙を燃やすことで字が上手になるようにお願いする
* お守りやこけしなどゴミで捨てられない物を燃やしてもいい日だと思う
* だんご焼きに使った木の枝は門の横に立てておくと厄除けになる
* 地域によっては(どんどん焼き)というところもある(中身は同じ)・・・・・・・
参加された方々は、みなさんまず健康な一年にしたいという想いを胸に、天を焦がすように燃え盛る炎と目にしみる煙の中でだんごを焼いていました。
私も世話人の方からだんごを分けてもらって【だんご焼き】に挑戦しました。傍で見ていると簡単そうでしたが実際に焼くとすごく大変でした。風の向きで炎が揺れるため同じ場所で焼いていることができない・だんごが炎に包まれると焦げてしまうなど煙を避けながらの《とにかく熱くて泣けてくる》経験でした。でも焼きたてを食べると《おいしかった》です。もちろん家族の分も焼いて持ち帰りました。ありがとうございました。
毎年だんご焼きを裏で支えてくださっている自治会関係者や道祖神講中世話人の皆様、今年もどうもありがとうございました。身体も気持ちを温まって良い一年の始まりとなりました。