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小園地域の話題やこぼれ話を お知らせするコーナーです。 |
だんごで無病息災!
平成18年どんど焼き
平成18年1月14日
新年を迎えて、恒例の行事である“だんご焼き”が1月14日(土)に行われました。この日は、朝から雨で、午後に入ってからも一段と激しくなって久しぶりに雨の“だんご焼き”になりました。毎年、大勢の方々が、古いお札やお飾りを燃やし その火で持ってきた“おだんご”を焼いて食べ一年間の無病息災を祈っていましたが、今年は、土曜日に行われたにもかかわらず、生憎の大雨のため参加者は例年より少なめでした。
山と積まれたお飾り等に火を付けたものの雨の影響もあり、なかなか炎で顔が火照るまでにはいきませんでした。しかし雨にも負けず長い木の枝に白いだんごを3個ほど付けた方々が傘を片手に、煙を避けながら炎を探してだんごを焼いていました。足下がぬかるんでいましたが、カッパや長靴姿で参加した方も多く、年中行事に寄せる地域の方々の深い思いを感じました。私も写真を撮りながら焦げ目のついただんごを一口いただきました。ちょっと生焼けでしたが、これで、絶対に今年は大丈夫!(病気しないぞ)と思いました。
今時の子供たちは、無病息災という言葉を理解できるでしょうか。昔ながらの風習の中に生きるためのヒントはたくさん隠されているものです。お正月のおせち料理も然りですが、机上だけでない智恵や知識を先輩が教えて、それを若い人が吸収して次の世代へ引き継いでいける環境作りは大切なことだと思いました。今年も、小さな子供たちがおとなに連れられてたくさん来ました。興味はあるけど面倒くさいなというような顔つきでした。あつあつのおだんごを手にしてどんな感想を持ったのか聞いてみたかったです。たぶん、“寒い”と“熱い”“煙い”だったのではと思います。普段の生活の中で煙が目にしみる状況はそうそうあるものではないので、五感で感じた良い経験になったでしょう。これからも晴れでも雨でも雪でも?だんご焼きをはじめ、数々の地域ならではの催し物を続けてほしいと切に願います。昔からあるものには、その意味があるはずです、関わって考える機会を私たちに与えてほしいから。
今回も、児童館敷地内 道祖神講中世話人の皆様、天候不良の中大変だったと思います。
ありがとうございました。お酒で身体もこころも温まった、煙いだんご焼き、忘れられない行事になりました。来年は、晴れるといいですね!
2006年は小園の皆さんが一丸となって、安心で安全な小園を築いていきましょう。