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小園地域の話題やこぼれ話を お知らせするコーナーです。 |
常に安心・安全≠フ気概を!
新春出初式
平成18年1月8日
年末からの寒波は新年を迎えても続いており、日本海側の山沿いでは例年にない豪雪に見舞われ、雪下ろしも思うように行かなくなり、自衛隊が出動する事態を迎えております。関東地方は晴天に続きで連日乾燥注意報が発令されております。気温も例年に比べ、約2度ほど低い状況にあり、火災が起こりやすい状況が続いております。
綾瀬市では年のあらたまった1月8日(日)平成18年綾瀬市消防“出初式”が、綾瀬市文化会館第1駐車場にて行われました。
風もなく晴天に恵まれ、雪化粧した富士山を眺めることのできる同駐車場において員や防火クラブの方々の入場に始まり、開会のことば、国旗掲揚などが続き、市長の式辞と寒い中、会場がやや緊張からか、空気が引き締まっていました。団員の方々の規律正しい姿勢やキビキビとした動きが心地よい流れを作っていました。
表彰では、綾瀬市長表彰の功績表彰「個人の部」では早園分団の藤井孝俊さん(部長)が表彰されました。また、神奈川県消防協会高座支部長表彰の功績表彰では、早園分団が優良分担表彰を、功績表彰では須田和浩さん(早園分団副分団長)が表彰されました。おめでとうございます。
表彰後は、来場者のみんなが楽しみにしている、アトラクションが始まりました。初めに、幼年消防クラブとして綾瀬幼稚園幼年消防クラブの園児による楽器行進の披露がありました。小さな身体に大きな太鼓やピアニカを抱え行進して、素晴しい演奏を聞かせてくれました。力強い音が空に響いて会場を感動で包み込んでいました。続いて、婦人防火クラブの方々による消防音頭が会場いっぱいに披露されました。綾瀬市の各地域の婦人防火クラブからの大勢の参加で賑やかなものでした。次は、「第33回マーチングバンド・バトントワリング全国大会」の中学生・大編成の部で準優勝した綾北中学校マーチングバンド部によるドリル演奏が披露され、会場狭しとスピードのある大胆な演奏には会場から大きな拍手が起こりました。
市内事業所の油研工業株式会社と株式会社日立製作所オートモティブシステムグループ相模事業所の自衛消防隊によるキビキビとした消火栓操法からは企業の災害への取り組みの一面を見ることができました。消防署による演技では地震で一階部分が倒壊し救助を待つ被災者が取り残されているとの想定でレスキュー隊を中心に救出作戦が展開されました。素晴らしい連携プレーにいざと言うときに備えて¥日頃の鍛錬の厳しさと頼もしさを感じ取ることができました。最後に出初式恒例の一斉放水が行われ、11時過ぎに終了いたしました。
綾瀬市は毎月13日を「市民防火の日」と定めています。
また、被害の無い「安全で安心して暮らせるまちづくり」を目指して次のことを宣言しております。
・地域に防火思想をの普及を図りましょう。
・子供や老人を火災が守りましょう
・家庭や職場から火災を撲滅しましょう。
リポート 大和田