２００４年の日本列島は10個の台風と新潟県中越地震にと、数多くの災害に見舞われました。また、年末の12月26日にはインドネシアのスマトラ島北端沖で大規模な地震が発生し、津波により１２万人を超える死亡者が発生した報道があります。大晦日には雪が舞うなど激動の一年でした。
　紅白が終了し、除夜の鐘が鳴り響く時間を迎えると「子之社」には地域の皆さんが家族連れで新しい年の平安を願って、参拝に訪れておりました。参拝の列は階段近くまで続き、参拝後は例年どおり、氏子の皆さんの「手作りの暖かい甘酒」でからだを暖めておりました。
　朝９時から子之社境内において、小園地区の皆さんの平安と健康、安全を祈願する祈願祭が行われました。子之社、総代の皆さんを始め小園を支えてこられた諸先輩の皆さんならびに小園自治会関係者が参加し「災害のない２００５年と地域の皆さんの健康、安全」を祈願いたしました。
　金子総代は「昨年は災害に明け暮れた一年でした。地域が一致協力して災害に強いまちづくりを進めて行きましょう。」と挨拶されておりました。昨年、小園自治会は防災訓練の内容を見直すとともに地域を分けて年３回実施してきました。今年もなお一層充実した訓練を行って参ります。
　小園の皆さん、誰もがそれぞれの立場で力を合わせて「災害強いまち」を築いていきましょう。