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●燃やせるゴミ50%削減向けて● 平成23年までに |
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地域の課題「ごみ」bQ | 平成14年12月 取材 |
ごみの減量化は我々の手で!
未来の子ども達がごみの中で生活させないために
ある日の朝いつもの様に資源ごみの仕分け作業を始めようとしたところ、封を切っていないウイスキーや中身が入ったままの缶詰が空瓶・空缶として、燃やせるごみであるビデオテープなどが出されていたことがある。地球上の資源は無限ではなく、世界的にリサイクルが叫ばれている今日、ほとんどの資源が輸入に頼らざる得ないわが国にとってはなおさらのこと、資源をリサイクルする認識を持つ必要があり、そのための分別収集を理解してもらいたい。
また、資源ごみではペットボトルが最も多く場所を取るので減らすために、リサイクルのために、「キャップをとる・中を洗う・つぶす」を実行して頂きたい。ラベルとキャップはプラスチックごみのかごへ。
雑誌や衣類は「ひろい屋」が物色し散らかしたままにして、児童には見せたくない雑誌が表に出ていることがある。気が付いたときには「片付けろー」と怒鳴ることもある。自分の家族のことを思えば「面倒くさがらずに資源ごみとしてリサイクルすることが大切!」と力説していた。
また、家庭でごみをどのように区分しているか9区にお住まいの山鹿康江さん・清美さんに尋ねた。資源ごみは衣類、缶類、ペットボトル、ミックスペーパー、ブラスチックならびに燃やせるごみに分類し、廊下の隅を利用しているが大きなスペースを取られているのが現状である。スナック菓子の袋やペットボトルは水洗いして臭いが出ないようにしている。資源ごみの回収が2週間に1回は長いのでは。ステーションでも資源ごみで溢れかえっている。資源ごみをペットボトルやミックスペーパーなどの分類毎に回収する方法に切替え、溢れている現状を改善してもらいたい。また、リサイクル品がどのように使われているのかわからないのも現状である。もっとPRすれば資源ごみへの理解も深まります。
将来、子ども達が親になったときごみの中で生活する環境にはさせたくはありません。ごみの分別は大変ですが子ども達のことを思えば「面倒くさい」などと言っていられない。これからもごみのこと考えていきたいと語っていた。
2002/12/01