防犯
地域の皆さんが安全なまちを目指している
活動状況をお知らせするコーナーです。

評価された1日7回のパトロール!
小園6区自衛パトロール隊が表彰(平成19年9月7日)

 小園6区自衛パトロール隊の皆さんは地域安全活動に貢献されたことが評価され、神奈川県防犯協会連合会会長(知事)・神奈川県警察本部長から表彰されました。同パトロール隊は平成15年3月に開始し、今日も「犯罪のない安全・安心なまちづくりときれいなまちづくり」に向けて、朝から夜まで7回のパトロールを行っております。活動の目的、特徴や受賞された皆さんの声は次の事項を参照願います。

小園6区自衛パトロール隊の取り組み

活動の目的

犯罪のない安全・安心なまちづくりときれいなまちづくり(ブロークンウインドウズ理論)
小さなルール・マナー違反の排除も行う:ごみ拾い・公園清掃・放置自転車撤去など
 
活動の特徴








他に先駆け有志による独自のパトロールを平成15年3月3日開始(4年4ヶ月経過)
隊員は女性30名、男性51名の81名で隊を構成(世帯参加率:232世帯中29%)
 * 開始時は隊員41名で週34回実施
 * 隊員増加の主な理由:褒められること、人間関係による口コミ
パトロール回数の多さ:週39回
完全自由選択制とし隊員が希望した曜日・時間で編成
総会を毎年2回開催し情報の共有化と連帯意識の高揚をはかる
ステッカー「近隣監視」(英国のNeighborhood Watctを参考に作成)の全戸貼付
 
活動の経緯



大和警察署長から感謝状→神奈川新聞記事掲載
大和綾瀬地区防犯協会連合会長・大和警察署長から感謝状
神奈川県パイロット事業7に選ばれ→TVK放映で知事に褒められる
日本損害保険協会の特別努力賞に選ばれる
 
創意工夫
隊員が工業用両面テープで2枚の雨戸を1枚にして外されないように工夫
 
今後の活動
福祉社会に貢献する活動も視野に検討中
 * 独居老人宅リフォーム詐欺発見、家族へ連絡し対応処理
 * 老夫婦車道事故時に家族へ連絡し対応
 * 今後の色々な有事に際し家族への連絡方法を検討中
 

受賞された小園6区自衛パトロール隊の皆さんの声

受賞された最大の要因は
1)
2)
3)
4)
5)
6)
 隊のまとめ役がしっかりしている
 平成15年3月に他に先駆けてパトロール開始し、継続している
 現在週39回(昼34回、夜5回)実施し、しかも隊員が減ることなく増加している
 他地区への波及効果
 犯罪件数の減少(13ヶ月間ゼロ)
 年2回の定時総会に大和警察署生活安全課、市市民協働安全課から毎回参加
 
パトロール中に特に気をつけていること
1)
2)
3)
4)
5)
 挨拶の励行(隊員チーム間は勿論、パトロール中に会った人)
 道路・公園などのゴミ拾い
 放置自転車・車の撤去要請
 防犯灯球切れの防犯部員への連絡
 目配り(独居老人宅など、鍵を付けたままの車・ライト付けっ放し、ポストなど)

 
長年のパトロールを通じて良かった点
1)
2)

3)



4)
5)
6)
7)
  一定の人間関係の醸成・高揚→地域の連帯感の醸成・高揚 世帯参加率29%
 県のパイロット事業に選ばれ、防犯グッズを購入しユニフォームが揃った
  帽子・ベスト・Tシャツ・誘導灯・懐中電灯・拍子木
 表彰され評価されたこと
  神奈川県警本部長、神奈川県防犯協会連合会会長(知事)、
  日本損害保険協会、大和警察署長、大和・綾瀬地区防犯協会連合会、
  神奈川県知事
 色々な人と知合えた
 色々と情報交換ができて勉強になった
 適度のよい運動になる
 ステッカー「近隣監視」を全戸貼付

 
長年のパトロールを通じて悪かった点(改善した点)
1)
2)
3)

4)
5)
 あまり歩けない人・他人のペースでは歩けない人に対する配慮をしたい
 横一杯に広がってパトロールすること(車などの邪魔になる)
 暑さ対策(帽子の中にアイスノンを入れた)

 防災意識の向上
 ユニホームを着用(夏はTシャツ、冬は緑のベストと帽子)
 
これからパトロールを始めようとしているグループ等へ助言したいことは
1)

2)


3)
4)
 とにかく週1回でも始めてみる
  その後理解が得られれば、必ずパトロールの輪が広がる
 無理せず、長く継続できる仕組みをつくる
 NHK「ご近所の底力」
  「犯人は家よりも町を狙っている」ので町ぐるみの活動パトロール等が大切である
  犯人は、狙った家には、必ず入れる
 リーダーの資質に左右される

 やはり継続することが「安心・安全」に繋がるのですね。今後は増加する高齢者世帯にも目を向け、「地域福祉」へと活動範囲を拡大しつつあります。

リポート 大和田



HOME