小園地区社協
小園地区社協の行事等を
お知らせするコーナーです。

地域福祉の前進はみんなで
令和6年度小園地区社会福祉協議会定期総会
令和6年5月15日(水)


 五月晴れの5月15日(水)小園自治会館で小園地区社会福祉協議会(小園地区社協)の定期総会が開催されました。
当日の参加者は34名で15名から委任状が提出されており、合計49名(幹事数53名)となり定期総会の要件である「総会は、幹事の3分の2以上の参加により議決することができる。」の要件を満たしました。

 総会に先立って田代会長は次の主旨のあいさつを行いました。

 小園地区社協への協力に対して謝意を表した上で、新聞紙上などを賑わしている「消滅可能性自治体は30年後には4割の自治体が人口減少により、消滅する可能性がある。」また、「65歳以上の高齢者がピークを迎える2040年には高齢の認知症患者が584万人、認知症予備軍とされる軽度認知障害(MCI)患者は613万人に、65歳以上の7人に1人が認知症患者になる。」など、高齢化社会の厳しい現状に触れ、小園地区社協(小規模組織)が解決できる課題ではありませんが、少しでもこのような事態を克復するために、皆さんの協力を得て地域福祉活動に取り組む所存です。

 よろしくお願いいたします。

 来賓は、浅利小園自治会長、古塩綾瀬市長、鈴木綾瀬市社会福祉協議会長にお願いしましたが、浅利小園自治会長は体調不良のため、古塩市長は議会のため欠席されました。


 浅利自治会長からはメッセージで祝辞が寄せられました。
〈祝辞要旨〉
 小園地区社協と小園自治会は地域における車の両輪とも言うべき存在であると認識しております。対象となる住民は多少の違いはありますが、これからも情報交換を密にして、お互いの活動を補完しあい、良き関係をさらに構築して行きたいと考えております。

 鈴木市社協会長からは現状とお祝いのあいさつがありました。
〈祝辞要旨〉
 市社協への協力と能登半島地震への支援に対して謝意を表した上で、市社協のふたつの課題について触れました。
 一つ目が、どの団体でも役員の担い手がいないことです。コロナ禍と働き方改革によりこの4年間で社会全体が大きく変りつつあります。大学などの教育分野も同様であり、社協で働こうと思う若者が減りつつあります。企業では、この現況に即応して「土日は休むが当たりまえ」などと、働き方の見直しを行っております。この状況は、福祉活動を行っている我々とっては多大なマイナス要因であります。若い人を引っ張って行くには、「今いる我々が道筋を付ける必要がある。」と思っております。
 二つ目は、綾瀬市全体でどこでも乗れるコミュニティバスの活用の拡大を考えております。これを実現するには金と物と人とが必要です。それ以上に、地域の皆さんの「やるぞー」と言う声が必要であります。お互いに協力して、障がいのある方も、高齢の方も、若者も、子ども達も安心して暮らせるまち≠みんなで作りましょう。


 総会は、議長に笠間栄様(1区在住)、書記に野崎満夫様(2区在住)を選出し、次の議題が審議され、すべて承認されました。
 1 令和5年度事業報告、
 2 令和5年度決算報告並びに会計監査報告
 3 規約の一部改正について(案)
 4 令和6年度事業計画(案)
 5 令和6年度予算(案)

 終了に当たって、田代会長から幹事の皆さんに、広報活動のひとつとして「かわら版」の全戸配布を年2回行っております。各区当り300戸程になります。できる範囲でかまいませんので配布のお手伝いをしていただければと存じます。(詳細は区担当まで)

 令和6年度事業計画(概要)
 コロナ禍が落ちつつきある令和6年度は、地域福祉の更なる充実化に向けて、一人暮らしの高齢者への対応や住民交流会、啓発活動などを行ってまいります。

 具体的な活動としては、お楽しみ昼食会を10月に、住民交流会としてグラウンドゴルフ大会と懇親会を9月に、カローリング大会を12月に、憩の家と協賛事業としておしゃべりサロンを7月と令和7年1月に行います。また、通年活動として、災害時あんしん袋在中品の交換による安否確認、災害時に援護を必要とされている方を対象としたマップづくりの現行化、ささえあい井戸端会議の開催、などを行ってまいります。啓発活動としては活動状況等の報告を兼ねた広報紙の全戸配布を年2回行います。

 地区社協の理念は「ともに支えあうまちづくりを」であり、知っていただき・認めていただいて、地域に合った活動を展開してまいります。また、地域活動を≠ニ思っている方々の窓口でもあります。



住んで良かった小園≠ノ!



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