元号が令和になった、5月15日(水)小園自治会館で小園地区社会福祉協議会(以下:小園地区社協)の定期総会が開催されました。
当日の参加者は54名で11名から委任状が提出されており、合計65名(幹事数71名)となり定期総会の要件である「総会は、幹事の3分の2以上の参加により議決可能」の要件を満たしました。
総会に先立って矢部会長は次の主旨のあいさつを行いました。
小園地区社協は平成20年2月、綾瀬市の中で11番目に誕生いたしました。以来11年間、理事並びに幹事の皆さんに支えていただいて地域に定着してまいりました。平成30年度もお楽しみお茶会やおしゃべりサロン、グラウンドゴルフなどの行事は地域の皆さんの協力により実施することができました。
元号が令和となり心新たに小園地区社協も出発して参りたく決意しております。我が国は災害との格闘の歴史であり、東日本大震災から8年2か月が過ぎましたが、今もまだ全国に約4万8000人の避難者がおられます。災害の復旧・復興には多くの時間を要します。災害弱者といわれる高齢者や障がい者の方など、日常生活の支援、特に災害時・緊急時にすぐ対応する体制を確立することが最も重要と考えております。
また、ここ数年、登下校時の子ども達が交通事故に巻き込まれる悲惨な事故が後を絶ちません。加えて、子どもを狙った悪質かつ凶悪な事件が急増しております。今後も我が地域から、このような事故・事件が発生しないように十分気配りをしていく所存です。
今年度は、新たにささえあい井戸端会議≠小園地区社協の事業として取り上げました。この井戸端会議は、住民が主役となり、多様な人たちが協力しながら自分たちでできる「やりやすい課題」を探し、税金や保険料を使わない工夫をしながら、地域の特性を生かして解決策を考え、実行していくための助け合い活動です。
今では、死語になりつつある「向こう三軒両隣」を令和の時代に再構築し、地域のつながりを強める住民主体による地域福祉が今こそ必要であります。
総会は、議長に川居静子様(6区在住)、書記に斉藤恒夫様(7区在住)を選出し、次の議題が審議されました。
1 2018年度事業報告、2018年度決算報告並びに会計監査報告
2 規約の一部改正について
3 2019・2020年度役員選任報告
4 2019年度事業計画(案)、2019年度予算(案)
役員選任結果が報告され承認された後は、新役員のあいさつがあり、2019年度事業計画の提案からは新役員が担っておりました。
審議に当たって、次の質疑応答がありました。
@ Q:2018年度において、予算額の繰越金に対して決算額の繰越金が減になった内訳を教えて
もらいたい
A:会議や研修会、資料作成等にかかる交通費を支払うこととしたため。2019年度は予算化した。
A Q:災害時あんしん袋の配布物の懐中電灯の電池の交換をしてもらいたいが。
A:災害時あんしん袋の懐中電灯の電池の交換は市社協の予算で交換します。
(上記について綾瀬市社会福祉協議会・香山氏より回答)閉会あいさつの中で山内副会長から伝えた。
以上の結果、すべての議事が承認されました。(2019年度事業計画は別紙参照)
来賓の古塩市長、増田綾瀬市社会福祉協議会会長、綱嶋県議会議員、甘利衆議院議員(町田秘書代行)、及び笠間小園自治会長からは市社協や市政などの報告とお祝いのあいさつがありました。
各来賓のあいさつ内容を簡単にまとめると、次のとおりです。
・ 小園地区社協は歴代の理事や幹事の皆さん方々の尽力により充実してきたことに感謝いたします。
・ まちづくりは地域の皆さんが主役であり、住民同士のつながりをより深めて、行政と連携し高齢化社会や地域防災などに対応していきたい。
・ 綾瀬市は高齢化(75歳以上)のスピードが県内で一番であります。
・ 綾瀬市社会福祉業議会は地区社協と連携して、第4次地域福祉活動(令和元年度〜令和5年度)を推進してまいります。
・ 「ささえあい井戸端会議」を14地区社協の全てにおいて実施いたします。(未実施 4地区社協)
・ 国連はSDGs(持続可能な開発目標)の17の目標を2030年までに、すべての国で達成することを目指しております。目標の内容は教育、福祉、健康などが掲げられており、地区社協の取り組んでいる福祉などの活動が原点であり、このような地域の活動の積み重ねることで達成することができます。
・ 特番189(児童相談所全国共通ダイヤル)を活用して、子ども達を児童虐待などから守ろう。
関連情報
SDGs https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.htmll
特番189 https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/gyakutai/index.html
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