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●みんなで「安心・安全な小園」を築きましょう● 小園自治会 |
平成28年度 第1回小園地区合同防災訓練が1区、2区、5区、6区を対象に9月25日(日)に行われました。
今年4月、熊本地方を襲った地震は、気象庁震度階級では最も大きい震度7を観測し、その後も震度6の地震が続くなど、大きな被害をもたらしました。また、9月には台風10号などにより、岩手県や北海道で土砂崩れや水害などで大きな被害をもたらしました。頻発する災害から身を守るため、日頃から、防災対策への備えと早めの避難を気象庁は呼びかけております。
イザと言うときのため、防災訓練を繰り返し実施して、体に覚えさせることが災害を最小限にとどめることにつながります。
地区合同防災訓練は、昨年度から、全世帯に配布した「安否確認用の黄色いハンカチ」を家の前の目に付くところに掲げてもらうことから始まりました。
午前7時30分に防災行政無線を通じて地区合同防災訓練≠フ放送が流れ、各家庭の玄関には黄色いハンカチがずらりと掲げられました。イザと言うときに混乱等により、掲げることを忘れないように繰り返し訓練することが大切です。掲出した世帯数は828世帯中508世帯(61.4%)で、昨年より若干ですが下回っておりました。
安否確認後は、子之社境内に集合し、防災訓練が行われました。参加した108名の皆さんは2班に分かれて、A班は初期消火訓練や心肺蘇生法、AEDの使い方、毛布を使った担架による救出方法などを全員が体験。B班は小園児童館防災倉庫や早園小学校にある綾瀬市防災倉庫・貯水槽などを見学。その後、A班,B班交代し体験しました。
心肺蘇生法の体験では「被害者の状況によっては体を動かさない方が良い場合があると言われていますが、その判断はどうすれば分かるのですか」など、真剣な質問もありました。家族連れで参加した、ある主婦は「防災訓練も大事です、特にとなり近所、仲良くなることが一番ですかね。10月の体育祭も参加し、多くの友達を作りたいです。」と語ってくれました。
緊張しながらも近くの人と連係して訓練に臨み、助け合いを肌で感じながら、いざというときの備えの重要性を考えさせられました。
最後は「小園自治会災害時対応マニュアル(地震編)」と「災害時あんしんシート」の配布、説明を受けた後、小園婦人防火クラブの皆さんの炊き出しのおにぎりをいただき、閉会となりました。
11月20日(日)は3区、4区、7区、8区、9区を対象に行います。多くの皆さんの参加を頂き、イザと言うときに備えましょう。