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●みんなで「安心・安全な小園」を築きましょう● 小園自治会 |
11月1日(日)、秋の深まりを感じさせる冷たい空気の朝、今年第2回目の小園地区合同防災訓練が、1区・2区・5区・6区を対象に行われました。
前回と同様に「黄色いハンカチ」による安否確認から訓練は始まりました。834世帯中703世帯、8割以上の世帯で「黄色いハンカチ」により安否が確認されました。第1回の訓練と合わせてみると1,748世帯中1,379世帯が安否確認することができました。何軒か「黄色いハンカチ」以外に「黄色いタオル」等を掲げている世帯がありました。実際に大きな災害が起きた時には「黄色いハンカチ」が見つからない事もあるかもしれません。ハンカチ以外の黄色い物で安否を知らせる事ができるのか、確認する必要を感じました。また、「黄色いハンカチ」に名前を記入されている世帯があり、より安否確認をスムーズにさせる良い方法だと感じました。
一方、自治会未加入世帯には「黄色いハンカチ」が配付されないため、イザという時、安否確認が遅くなってしまいます。普段から近所の方と交流のある場合は良いのですが、単身世帯や共働き世帯だと交流が薄くなりがちです。このような未加入世帯に対しての対応を検討する必要があります。
安否確認後は、避難誘導訓練で小園子之社に集まり、その後、2班に分かれ、初期消火訓練、AED操作方法・心肺蘇生法、毛布を使った担架の作り方を学んだり、小園児童館の防災倉庫、早園小学校の防災倉庫・耐震性貯水槽等を見学しました。
綾瀬市防災課職員の方から「イザという時は早園小学校の体育館が避難場所になります。毛布や飲料水等は備えてありますが、プライバシーがなくストレスがたまります。避難所に行かなくても済むよう各家庭でも日持ちのする食料や水等を少し多めに買っておくのも一つの方法です」と教わりました。非常持出袋を作るとなると億劫ですが少し多めにお菓子やカップ麺を買っておく事ならすぐにできそうです。
「イザという時」を考える良い機会です。
より良い地域づくりを進めるため、各人が高齢化社会の現状を再認識して、コミュニケーションを深め、助け合いの気持ちを深め、住み良い小園を築きましょう。
リポート 2015/11/1 橋口、西尾