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●みんなで「安心・安全な小園」を築きましょう● 小園自治会 |
参加して良かったの声が!
平成19年9月30日(日)
一昨日の9月28日は気温30度を上回る真夏でしたが、昨日から季節が一変し、気温16度と11月中旬の季候に様変わりし、訓練当日の9月30日(日)は朝から雨がシトシトと降り続く一日になってしまいました。このような日曜日ですが5区6区合同の自主防災訓練は会場を東名公園から早園地区センターに変更し、訓練内容も一部減らして室内での訓練となりました。
訓練は一週間前の4区8区9区の自主防災訓練同様に綾瀬市市民生活安全課の担当者及び綾瀬消防本部・北分署から救急救命士、署員の皆さん、早園分団の団員、地域から選出された婦人防火クラブの皆さん、災害ボランティアの皆さんの協力を得て開催されました。5区6区からは50名の方々の参加を得て、午前10時から12時まで行われました。
訓練に先立ち関係者の代表から次の内容の挨拶がされました。小園自治会の池田会長は「防災対策で最も重要なことは地域の皆さんが協力できる体制が確立されていることなのです。イザというときには人口呼吸や三角巾による止血も大切ですが、多くの機会を通じて、隣近所とのコミュニケーションを深めてください。」と、市民生活安全課早野様からは「東海沖地震が30年以内に発生する確率は70%以上と言われております。大規模災害時が発生したとき、行政は全力で復旧に当たりますが限られた職員での対応には限界があり、すぐには駆けつけられない事もあります。このようなとき、地域の皆さんが一丸となって救助や復旧活動に協力して頂けることが最も大切なことなのです。」と、消防本部の渡辺様からは「訓練は体験してこそ身につくもの、この機会にぜひ全員が何らかの体験していただきたい。」と挨拶されました。
訓練は2班に分けて行われ、1班は人工呼吸と心臓マッサージ、AEDの使用法を全員に体験していただきました。参加したある主婦は「近所に心臓疾患を患った仲良しが居り、今回、ここで体験できたことは日頃の不安感解消に役立ちました。」と話しておりました。体験の大切さを身をもって実感していただいたようですね。
もう1班は三角巾使用法、担架の作成・搬送についての訓練が行われました。「突然の災害が起こったときにはまず、落ち着いて状況判断を行い、今何をすべきか、優先すべきことは、何が使えるか、などの判断が必要になります。その判断ができるようになるためには数多くの体験が必要なのです。」と説明されました。多くの方が身をのりだしてその説明を聞いている姿がとても印象に残りました。
災害ボランティアの皆さんと婦人防火クラブの皆さんは被災時にビニールの袋を利用して簡単にご飯を炊ける実演をして頂きました。ビニールの袋に1.4合の米とそれに見合った水を入れて口を閉じ、熱湯に約25分入れて煮るだけでご飯ができあがるというものです。試食させて頂きましたがおいしく炊けており、毎日、食べているご飯とさほど変わらないと思いました。これは袋に工夫があるのとことでした。22枚入りで値段は200円とのこと、購入希望な方は社会福祉協議会まで問い合わせをお願い致します。
リポート 大和田