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●みんなで「安心・安全な小園」を築きましょう● 小園自治会 |
「よそ事ではないぞー」明日かも!
平成19年9月1日
9月1日午前9時から綾瀬市総合防災訓練は市内6ヶ所の会場で行われ、小園自治会はサブ会場である城山中学校での防災訓練に参加いたしました。
訓練は南関東直下震源域とする大規模な地震が発生したとの想定で発災対応型訓練として、地区対策本部設置運営訓練、避難誘導訓練、避難所運営訓練が行われ、同会場を避難所としている早川自治会が中心に訓練は進められました。参加者は小園自治会からの30名を加えて250名の方々が体験いたしました。
避難誘導訓練は各区で事前に決めている集合場所に集まり、徒歩でサブ会場の城山中学校校庭に避難し、参加人数の確認を行った後、体育館での避難生活を行うため、八つの機能の説明と班構成が行われました。その後、避難場所となる体育館の安全性の確認が行われ、会場を体育館に移して訓練は進められ、9時半から各機能ごとの訓練が行われました。
訓練開始にあたり、各班の機能・任務について総務班、情報班、被災者管理班、施設管理班、食料物資班、救難班、衛生班及びボランティア班の順序で班長から説明がありました。
その後、各班は訓練に入りました。その主な内容は次の通りです。
被災者管理班
避難者の情報カードを各区ごとに整理していました。
施設管理班
パーティションの設置を実施していました。1枚が巾約40a、高さ約1.5bの段ボール製の板を30枚綴った屏風の様なもので、これを囲いとして避難者の場所を確保し、またある程度プライバシーも保てるというもので、簡単に設置ができます。
ボランティア班
今年の2月に発足したばかりです。現場ではボランティアの募集もしていました。
このボランティア班は、被災の場所で簡単にご飯を炊く実演をしていました。
これは新しく開発したビニールの袋に1.4合の米とそれに見合った水を入れて口を閉じ、熱湯に約25分入れて煮るだけでご飯ができあがるというものです。そのご飯を試食しましたが、結構おいしく炊けていました。これは袋に工夫があって、22枚入りで値段は200円です。被災時はこれがあれば助かります。必要な方は社会福祉協議会に申し込んでほしいと言うことです。
衛生班
簡易トイレが展示されていました。これは便器にビニールの袋が取り付けてあり、大便10回程度使用で薬品を入れそのまま捨てることが出来るというもので、処理に水は必要ありません。これは水が貴重な被災地では重要なことです。
救護班
重傷者、軽傷者に対する止血及び骨折部位の処置とAEDの使用説明と操作体験を実施していました。AEDは普段見慣れている機器ではありませんが、機器から流れる指示に従って操作することができます。
NTT伝言ダイヤルの説明と体験
災害時、電話が錯綜し不通になるおそれがあるため、NTTでは伝言ダイヤルを準備しています。被災者はこの伝言ダイヤルにメッセージを登録しておくと、遠くにいる親戚や友人がそのメッセージを聞き、安否を確認できるというものです。是非この171番ダイアルの使用要領を理解しておいて下さい。詳しくはNTT東日本ホームページで確認をお願いいたします。
URL http://www.ntt-east.co.jp/saigai/voice171/
維持用の訓練を予定どおり終了し、訓練は12時を持って終了しました。
リポート 塚原