11月21日(火)の午後、小園自治会館ホールでは、小園憩の家主催の【レコード・CD鑑賞会 第10回】が開催されました。 今回は、流行しているインフルエンザなどの感染症を考慮して、定員30名に限定しての開催でした。
第一部は、晩秋の午後のひと時をテーマに、映画【第三の男】のハリーライムのテーマから演奏がスタートしました。映画と音楽の解説は、憩の家理事の岡田伸夫さんです。曲ができた時代や背景をわかりやすく説明しながら、メロディーを奏でるツィターという楽器を紹介しました。ツィターは、形状が琴に似て、音色がチェンバロに似ている弦楽器です。このツィターの哀愁を帯びた響きが心地よく、皆さん、映画の名場面を思い浮かべて懐かしんでいる様子でした。 その後、ダークダックスを偲んで、ロシア民謡から「月曜日は市場に出かけ〜」で有名な【一週間】と、NHK番組から生まれたダークダックスの代名詞となった「遠い遠いはるかな道は〜」で歌い出す名曲の【銀色の道】を鑑賞しました。 一部のラストは、三浦浩さんのフルート演奏でオズの魔法使いより【虹のかなたに】【星に願いを】の2曲を披露しました。
休憩 10分のコーヒータイムの後、第二部が始まりました。 第二部は、昭和歌謡リクエストです。 最初に、4区の中嶋利宏さんからリクエストの宮史郎とぴんからトリオの【女のみち】が紹介されました。中嶋さんは、「当時は、このような歌謡曲をカセットテープにたくさん録音して何度も聴いていました。今でも、時々そのカセットテープを聴いて癒されています。」とお話されました。 その後、【有楽町で逢いましょう、銀座の恋の物語、二人の世界、寒い朝、チャンチキおけさ、硝子のジョニー、港町ブルース、東京ラプソディー、夜霧よ今夜も有難う】の全10曲を、皆さんは、スクリーンに映り出された歌詞を見ながら、歌ったり、口ずさんだりして当時を懐かしんでいました。 最近は、昭和の歌謡曲がブームになってテレビで見る機会がよくありますが、今回のようなレコード盤で聴く機会は久しぶりでした。 「やっぱり昭和の歌謡曲はいいな」と感じた鑑賞会でした。 親睦と交流を深め、明るく安全で安心なまちをつくりましょう! |